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アメリカ在住44歳 妊活ブログ・大きな決心

2024年初回体外受精

去年の暮れに夫と話し合いあと2回だけ不妊治療をしてみることにしました。

すでに8回行っているので今回9回目の不妊治療。

体外受精を始めて早3年目突入です。

2022年、2023年を振り返ると、治療中心の生活で気分の浮き沈みも酷かったし、旅行やイベントごとの予定が立てにくかった。

でもあと2回。どうにか今回で成功したい。

Inviaに移転してからまだ1度しか治療していないので、きっとあと今回やあともう1回で成功するんじゃないかな。

治療前のコンサルテーション

年始になりクリニックがオープンしたら早速カランデ先生とコンサルテーションを予約。

今回は対面でのコンサルテーションに空きがなくてzoomで行いました。

仕事前に車内の車で携帯を使って行ったので実はあまり良く先生が何を言っているのか聞こえませんでした。(笑)

取り合えず、もう1度挑戦したいという意思を伝え、先生から「じゃ、もう1回同じステップで治療を行ってみましょう。」ということになりました。

次に1月中旬にナースとのコンサルテーションの予約。

そういえば最後12月3日に生理が来てから新年迎えても生理がこない。

最近は周期が短くなって24日~25日間隔で来ていたのに1月10日になってもくる気配がない。

夫からは妊娠じゃない?って言われたけどなんの症状の変化もない。妊娠は絶対ないと思う。

そうこう悩んでいる間にナースとのコンサルテーションの日を迎えたので、相談してみよう。

早速ナースに相談すると、「きっとそのうち来るからもう少し待ってみましょう。

もし45日を過ぎても来なければまた連絡ください。」

生理不順!?

45日過ぎても生理来ない。。。不安で仕方ない。

今までは生理が来ることが嫌で仕方なかったのに来ないと来ないでそれは不安。

もしかして閉経しちゃったんじゃないの?

45日過ぎても来ないのでクリニックに連絡。

子宮と卵巣の検査をしてみることになりました。

血液検査、ウルトラサウンドどちらも異常なし。生理は来ていないけど排卵はしているみたい。

そんなことってあるんだ!?知らなかった。

取り合えずもう少し様子をみることなりました。

56日目にやっと生理が来ました。2ヶ月もこないことなんて人生初なんですけど。

本当に異常ないのかな。。。

ともかく生理が来たことが嬉しくてクリニックに報告。お赤飯を炊きたいくらいの気分!!

治療前の検診

生理も無事に3日目を迎えたのでクリニックで血液検査とウルトラサウンドの検診。

問題なかったので1月末からやっと治療を開始することができました。

卵胞の数は左2個、右3個

一時はどうなるかと思ったけどこれで一安心。

3日目の夜からクロミッド服用とホルモン注射を開始。

今回は前回の失敗を元にクロミッドは1日1回2錠、メノピュアは今まで通り300U(4本)。

経過観察(検診)

治療を始めてから4日が経ち、クリニックでまた血液検査とウルトラサウンド。

ナースから卵胞の成長が今回は遅いと言われました。

でもホルモン注射を打ち続ければ大きくなるはずらしい。

今回は左3個、右3個。

卵胞の成長は遅いけど1個増えてる?

成長は遅いけど1個増えているのは嬉しい。ま、気長に治療に励もうじゃないの。

クロミッドはそのまま1日1回2錠のままでホルモン注射の薬量は450U(6本)に増やすようにポータルにアップデートされていました。

え、そんな薬量注射しちゃって大丈夫?体外受精した知人数名は1本か2本だったのにあたしは6本?

でも先生からの指示なら仕方ない。身体が心配でしたが言われた通りの薬量の自己注射を始めました。

数日後に検診に戻ってもやっぱり成長が遅いという診断。

すでに治療を始めてから10日以上が経っても卵胞が4mm,5mmから成長しないらしい。

ポータルのメッセージで知らない先生の名前で、成長がこのまま止まったままだったらキャンセルになるかもしれないという通知。

その直後、その知らない先生から電話が来て卵胞の成長があまりにも遅いから治療をキャンセルしる可能性あるけどまだ1日、2日続けてみたい?と聞かれました。

そんな、、、キャンセルなんて絶対いや!卵胞が6個も見えるのにキャンセルなんてもったいないよ。可能性あるかもしれないじゃん。

先生に続行の意思を伝えると、「じゃ、あと数日治療を続けて様子を見ましょう。」と。

治療14日目にクリニックに検診に行って結果が出ると1mm成長していて5mm,6mmでした。

ほんの1ミリだけど成長してるじゃん。

クリニックから連絡

その日の午後2月12日、検診結果とは別にナースからポータルにメールが入りました。

内容は、カランデ先生から残念ですが、治療キャンセルの診断がでました。

え、そんな。。。あたしはこのまま続けたい。

でも、もう続けることは出来ないみたい。

こんなことって今までなかった。治療をキャンセル?採卵すらしてもらえないの?

ナースに速攻連絡してカランデ先生との対面でのコンサルテーションを希望しました。

対面のコンサルテーションはなかなか空きがないので2月28日になってしまいましたが、待つことにしました。

先生と対面でのコンサルテーション

治療をキャンセルになったあとでのコンサルテーションなので先生にいろいろ聞きたいこともあるし、重要なコンサルテーションなので今回は夫にも参加してもらうことにしました。

2月28日、先生とのコンサルテーション。前回キャンセルになってしまったので、今回は別の治療方法お願いしてみよう。

一番最初のコンサルテーション以来、先生と久々に顔を合わせました。生理が止まっていること、治療がキャンセルになった原因とたくさん質問したいことばかり。

先生が話し始めて、やっぱり途中で質問はさせてもらえない?(笑)

淡々と今までの治療や検診結果を私に話し始め、データを元にもうAMHも低すぎるし今まで9回体外受精やって着床しなかったのだからそろそろ終わりにしないかという提案だった。

え?どういうこと?自然妊娠が難しいから高い治療費払ってでもクリニックに頼って、ここで成功させるものだと思っていたのにもう体外受精も出来ないってこと?

先生:今までのデータを見ても、もうこのまま続けても結果は出ない可能性が高い。

私:でも今までなんだかんだ採卵して受精卵になって胚移植までしてきたんだから1個だけでも良質な卵子が採れればいいでしょう。

先生:他のクリニックでの治療回数を合わせたら9回やって、それでも不成功。治療している間にでも年齢を重ねてどんどん可能性が低くなっている。

その結果、卵胞ももう育たないでしょ。

私:じゃ、他の治療法はないんですか?薬を変えてみるとか。

先生:もう当クリニックでは治療することは出来ません。気持ちは充分わかるけどもう頑張ったでしょ。あとは自分の身体を労わってあげて。

私:じゃ、先生は諦めろって言ってるんでしょうか?

先生:今の状態で治療を続けても体に負担がかかるだけで、もし妊娠が出来たとしても流産の可能性だって高いし、疾患を抱えた子供が産まれてしまう恐れも高いです。

気持ちを切り替えて、卵子提供を考えてみてください。

卵子提供を希望するのであれば、当クリニックが精いっぱい面倒みますから。

夫:でも卵子提供ってことは妻の遺伝子は残せないってことですか。

先生:遺伝子のつながりはないですが、奥様のお腹で成長し出産するので自分の子供には変わりありませんよ。

しかも、旦那様の精子を使うので全く繋がりがないわけではありません。

奥様、どうお考えですか?

私:今は頭が真っ白で今の状況を理解するのに必死でそこまで考えられません。

先生:ショックを受けるのは自然なことです。

もし、卵子提供の決意が固まったらまた連絡ください。

コンサルテーション後

こんな状況でも仕事をしなくちゃいけない。

涙が止まらないよ。。。泣くことなんてなかなかないんだけどな。

気持ちを切り替えて仕事を淡々と終え、帰宅。

帰宅したら、落ち着いたからなのかとてつもない脱力感。

ショックというより頭が真っ白。

立てない。。。食べれない。。。何もやる気が起きない。

どうせ考えれば考えるほど現実を受けとめショックが大きくなるばかりなんだから今は、何も考えないようにしよう。

取り合えず、あと2日仕事をどうにか乗り越えて週末は心身ともに休養が必要だな。

こんなに表情が作れなくなったの初めて。

怒る気力もない、笑顔を作る筋肉が働かない。絶望ってこういうことを言うのか。

週末を迎え、ベッドから起き上がれずにいた。

生理もまた来なくなってる。治療ももう出来ない。

女性じゃなくなったことを身体が宣告しているように思えた。

女性じゃくなって子供も作れない。私っていったい何??

44歳で閉経ってちょっと早すぎない??

もう誰とも話したくない。誰にも会いたくない。

まさか自分がこんな状態になるとは。これが鬱っていうのかな。

シャワーも浴びれない。夫との会話も出来ない。外に出たくない。

あと、数日だけこのままでいさせて。。。すぐまた元気になるから。

数日後の気分

目標を失い、鬱っぽくなってはや2週間。

あたしってたまに自分が怖くなるほど切り替えが早い。不可能であれば可能であるオプションから選択する他ない。

今の私にあるオプションは3つ。

1.夫と二人で楽しく暮らしていく

2.卵子提供での治療を開始する

3.養子を迎える

私の中では、2番目の卵子提供に心が動き始めました。

今までは考えもしなかった卵子提供。

むしろ卵子提供に踏み込むくらいなら何年でも体外受精をやってみたい。と思っていました。

しかし、今は卵子提供のオプションが無くなり、残された中で自分がどうしたいか。

私は出産し、賑やかな明るい家族を作りたい。

考えようによっては私の卵子を使って、また流産して時間をかけるくらいなら卵子提供の方が明るい未来が待っているんじゃないかと思うようになりました。

早速、夫に相談。

夫はやっぱり反対。そんなお金ないだろ。夫は私と夫の遺伝子で持つ子供だから欲しくて今まで協力してきたと。

誰だか分からない女性と自分の精子で産まれた子供を本当に君は育てられるのか!きっと意地になっているだけだろ。

そうだよね。普通はそう考えるよね。私もそうだった。でも私はもうそこのポイントにいないのよ。

この数週間、悩みに悩んでもう1歩踏み出したんだから。

夫との話し合いは一方通行のまま、もう一人でリサーチして進めちゃうしかないな。

卵子提供、未知すぎて恐怖ばかりだけどやってみるしかない!!

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