在米18年の経験をもとにアメリカ旅行・生活知識を解りやすくシンプルにお届け

アメリカのチップ習慣って何?

日本人には馴染みのないチップというもの。いつどんな時に払うの?

チップって何?

日本にはチップの習慣がないのでアメリカに旅行に行く際にチップのことが不安ですよね。

チップとはサービスに対するお礼として支払うべきものです。日本のように”サービスを無料”という考えからサービスを受ける=チップを渡すという感覚に切り替える必要があります。

初めのうちはいつ、どのタイミングでいくらのチップを渡すべきか戸惑いますよね。

アジア人、特に日本人はチップが少ない、マナーがないと思われがち。仕方ないです。。。渡す習慣がないんだから。。。

でもこれを機に、アメリカでは良いサービスを受けたときはきちんとチップを渡す習慣を心得ましょう。

主にサービス施設を利用した場合にチップを渡します。

レストラン・バー:

Subtotal(小計)から下記のように計算します。

レストラン(ランチ)15%-18%
レストラン(ディナー・酒オーダーなし)18%前後
レストラン(ディナー・酒オーダーあり)20%前後
バッフェ(バイキング)$1-2/人
ファミリーレストラン デニーズなど15%前後
To go/Carry out (持ち帰り)$1-2 *渡さない人もいます。
ブルワリー、バー $1/杯
Uber eatsなどのデリバリー10%程度

☞ポイント1 バーで良く尋ねられるタブオープンって何?

Would you like to leave a tab open?と聞かれることが多々あります。
タブオープンとはクレジットカードを預けてタブをクローズ(清算)するときに
飲食代・チップをまとめて支払うこともできます。

宿泊施設:

ホテル・ベッドメイキング約$2/日 
ホテルで荷物を部屋まで運んでもらった場合$2/個
アメニティー(タオル、ブランケット)を追加で貰った時$2/個(枚)
フロントデスクやコンシェルジュに問い合わせたとき  基本チップは不要です。

特別なサービスをしてもらった場合、渡すこともあります。

例:雨が降ってきて傘をフロントで借りて外出する。ワインオープナーなど部屋にないものを借りる。などのサービスをしてもらった時には心づけとして$2くらいのチップを支払いましょう。

美容関係【ヘアサロン・エステ・マッサージ・アイラッシュパーマ/エクステ】:

Subtotal(小計)から15%-20%

バレットパーキング(ホテルやレストランなどで係員に車を預けるサービス):

帰り際係員が車を持ってきてくれた時にパーキング代とは別途$2-3

送迎サービス:

タクシー10%-15%
Uber・Lyft10%-15%
無料シャトル基本必要なし。個人経営シャトルバスは$2-3
Uber/Lyft 降車したらアプリから通知が届きます。そこでドライバーの評価やチップを加算する画面があります。今まではチップを私習慣はなかったですが最近は10% -15%渡す人が増えてます。
レンタカー必要なし
車の修理必要なし
AAA (JAFのようなサービス)必要なし

☞ポイント2 チップの計算の仕方

レストランのチップは実際いくら置けばいいのか計算の仕方が分からない方。Sub total (小計)の15%-20%が基本。計算が得意な人は小計から計算したらよいと思います。

計算が苦手な人:単純にTaxを掛け算。例えば18%のTaxをあげたい。Taxが9%だったら単純にそれを倍にしてTax18%

例:Tax 9%の場所で $3.50 がTaxだった場合、$3.50×2=$7 (18%)

最近はBrewery (ビール工場)やバー、カフェはSquareを導入しているお店が多いですが、すでにチップ18%~20%で設定してあったりするので、それより低いチップを渡す場合は必ずタブレットの画面を確認してCutums Tip (カスタムチップ)を選んで自分でチップの金額を入力しましょう。大体、アルコール1杯で$1が妥当かと思います。

☞ポイント3 6名以上のテーブルの場合

ハワイ、ラスベガスなどの観光地や、6-8名以上の大人数のテーブルは18%-20%のチップがお会計に含まれてることが良くあるので、きちんと確認してすでに含まれていたら2重チップにならないように気を付けましょう。サービスがとてもよかったらプラスアルファで少し多めに置いてあげたら喜ぶと思います。

チップは受けたサービスに対して感謝の気持ちを込めて渡す習慣なのでタイミングとしては清算時や帰り際に渡します。

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