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43歳アメリカで不妊治療 【2023年最後の体外受精】

転院先で初の体外受精

待ちに待った2023年最後の体外受精、転院先のクリニックで始まります。

1カ月くらい前、思いもよらぬ事件が起きてここまで来るのにのにとても苦労しました。

前回の内容からの続きの投稿なのでまだ前編を読んでいない人は下記のリンクから読めるので是非読んでね。

今まで7回の体外受精をAdvanced Reproductive Centerで行いましたが、残念ながら子供を授かることができませんでした。

先生が手を負傷してしまい、やむなく他の病院を探すことになり、ナースから急遽おススメの転院先候補を2.3ヶ所教えてもらいました。

それを参考にしながら自分でもレビューなどを元にリサーチを始めました。

今までは1人でも日本人のナースがいるというだけで少し安心出来ていましたが、今後は完全に日本語は通じないところを探さなきゃいけないことにもとても不安でした。

日常会話やビジネス英語は話しますが不妊治療や病院などの専門用語が多く使われる場面では何か誤った認識をしてしまったり、伝えてしまったら取返しがつかないことが起きてしまう可能性もあります。

とても不安でしたが、シカゴに引っ越してから友達のいないし誰も頼れる人がいないので自分で頑張らなきゃ。

前に進むためには思い立った時すぐに初めの一歩を踏み出さなきゃ時間はどんどん過ぎてしまう。

年末までにあと1回保険適用で受けられる治療を逃すわけにはいかない。

ついに転院決定

不安を抱えながらも、リサーチを続け1件のクリニックに絞りました。

通院距離、知名度、レビューの数を内容を参考に、Invia Fertility、 Hoffman Estates (インヴィア、ホフマンエステーツ)のDr. Karande(カランデ先生)を選びました。

自分の選択を信じてこの先生にかけてみるしかない。新しい病院で新しい治療法で1回で成功しちゃったりして。

Inviaの詳細

クリニック名:InVia Fertility Specialists – Hoffman Estates

住所:1585 Barrington Rd #406, Hoffman Estates, IL 60169

電話番号:(847) 884-8884

ウェブサイト:https://www.inviafertility.com/

Invia問い合わせ

とても緊張しましたが連絡してみないことには何も始まらないので早速、相談の為電話をしました。

今までの状況を説明し、個人情報、保険情報などいろいろ聞かれ約30分くらいかかりました。

このクリニックは前のクリニックを違い、緊急以外はほとんどポータル(クリニック専用サイト)を使用し必要書類の提出や ナース、受付をメッセージでやり取りを行います。

早速、クリニックからEmailが届き、ポータルアカウントを作成しました。

また、たくさんの質問内容が記載されている登録用紙に記入しなきゃいけない。やっぱり最初の手続きって本当にめんどくさい。

これでもかってくらい細かく個人情報や今までの病歴、家族の健康状態などを記入。

少し助かったことは前の病院からの情報を使えるので以前の検査結果や治療内容詳細はFaxで新しい病院に送ってもらえました。

これで治療前に行わなければならない検査や情報収集をほとんどスキップできました。助かった。。。

早速、先生とのコンサルテーションの予約を取り、どきどきしながら新しいクリニックへと足を運びました。

先生はカランデ先生というインド人の男性。数千回の体外受精治療の実績を持ち、成功率も高いと有名。

英語になりますが、カランデ先生の紹介記事はこちら↓

https://www.inviafertility.com/about-us/dr-karande

コンサルテーションは前のクリニックとは違い、淡々と先生が説明をし私には質問する隙を与えず、まずは最後まで全て聞け。という姿勢。

15分程度、先生の話を聞いてからのやっと質問タイムをいただきました。(笑)

今までの治療内容や結果、ホルモン数値などを説明し、過去に1度流産経験があり、現在はAMH0.3で7回不妊治療に失敗し、それでもまだ諦められないので治療はしてもらいたい意思を伝えました。

そして先生は、簡単ではないが、治療は出来る。治療方針の提案を淡々と話し始めました。

過去7回は初期胚移植でしたが、今回のクリニックでは胚盤胞を取り入れる方針。

保険ではカバーされないGrowth Hormone(成長ホルモン剤) の投与を試して、Cromid(クロミッド)内服薬と今までもお世話になっていたMenopure(メノピュア)の投与を行ってみることに決定。

コンサルテーションのあと早速、血液検査室に誘導されホルモン数値を調べる為、血液を採りました。

結果は

確実にAMH下がってる。。。

かなり低いのは重々承知。でもAMHってゼロでも成功した人はいるんだ!

カランデ先生、頼むよ!!あんたにかかってるのよ!

体外受精8回目

治療開始までに必要書類、婦人科テストの結果などを数日以内にかき集めてすぐに全て提出し、11月に無事に8回目の不妊治療をスタートすることが出来ました。

新しいクリニックなので期待も大きいけど、同様に初めてのことも多いので不安や緊張も大。

次はナースとzoomコンサルテーションを受けなければなりません。

コンサルテーションでは治療の流れの確認やどんな薬を使うかの説明、薬のオーダー方法、個人情報の確認や治療前の質問などが出来る機会。

もちろん全て英語、しかもビデオチャットなので緊張しながらもどうにか無事終了。

高額だけど、オプションの成長ホルモン投与を試してみることにしたのでナースが直ぐに薬局に連絡し、コンサルテーションが終わって休む間もなく2.3分後にはもう薬局から電話がかかってきました。

支払いも終え、オーダー完了。聞いてはいたけど保険適用外のホルモン剤なので高額でした。約$900ぶっ飛びました。

でも永遠に治療を続けるよりも、もしこの1回で成功するのであれば安い買い物。と自分に言い聞かせました。

成長ホルモン注射はオーダーから2.3日で家に届きました。

1回目の検診 受付から検診の流れ

前のクリニックは日本人ナースが一人体制で受付から、支払い、血液検査、ウルトラサウンド全てこなしていましたが転院先のInviaが規模が大きく、患者さんもとても多いのでスタッフの数も半端ない。

受付に2.3名、血液検査1名、ウルトラサウンド1名担当していて数名のナースが週にローテーションで回しているらしい。

まず、クリニックに到着したら受付で自分の名前を伝えてチェックイン完了。

ソファーに座って呼ばれるまで待ってるのですが、患者さんの多さにびっくり!

前のクリニックでは15分間隔で1人のみ予約だったのにこのクリニックは同じ時間に一体何人の患者が予約を入れているんだろう。

ソファーは10名くらい座れますが満席。立っている人もいる始末。

まずは待っている間に他の患者さんと顔を合わせることに違和感を感じました。

30分くらい待ち、やっと名前を呼んでもらって血液検査室に通されました。

エストラジオールとプロジェストロンをチェックする為に血液検査を採卵まで3.4日に一回行います。

血液検査が終わり「Hava a nice day!」と言われたのでもう帰っていいのかな?と思い、血液検査のナースに「これでおしまい?」と聞くと「ウルトラサウンドは終わった?」と聞かれまだやってないことを伝える。じゃ「ソファーで呼ばれるまで待ってて。」

おいおい、紛らわしいな。誰か最初に説明してくれよ。。。危うくこのまま帰るところだったわ。

さらに20分くらい待つと、やっとウルトラサウンド専用のナースに呼ばれて部屋に案内されました。

下半身のに脱いで、いざ診察台へ。その場では特に何も詳しいことは言われずモニターだけ見せてくれます。

血液検査、ウルトラサウンドが終わったら終了で、帰宅して結果がポータルにアップされるまで待ちます。

ウルトラサウンドも血液検査を同じ頻度で行い、その都度卵胞の数を確認します。

初診では左1個、右2個

微妙な滑り出しだけどまだ生理3日目だからこれから増えていくものだからまだまだ期待できます。

いよいよ注射開始

Inviaでの治療は以下のような薬量。

Menopur (メノピュア)75IUを4本で300IU

Clomid(クロミッド)1日2錠 *排卵誘発剤(服用タイプ)

成長ホルモン剤(注射)1日1回

を毎晩自己注射します。

4日後、検診の為またクリニックへ。

卵胞は右3個、左3個で合計6個見えました。これは上出来でしょ。これは嬉しい報告!!

このままの薬量で続けてくださいとの指示を受けました。

ここでまたもや大事件!?

治療開始から6日目、必要日数分処方されているはずなのにクロミッドがもう3箱なくなる。

なんかやけに減りが早くない?薬量の指示票を再確認。

えええ!!

ええええええ!?

頭がおかしかったのか1日2錠服用するはずが1日2回2錠ずつ服用。

合計1日4錠飲んでいました!

指示量の倍じゃないか!

腰が抜けるほど自分のアホさにびっくりと同時に、倍の薬量オーバードースして身体は大丈夫なのか。卵胞が急成長してしまったいないか、排卵してしまうのではないか、何よりも治療がキャンセルになるんじゃないかいろいろな不安が独り歩き。

しかし気づいたのは夜だったのでクリニックはもう閉まっているので明日を待つしかありません。

こういう時ってほんと時間が過ぎるのが待ち遠しくて興奮して寝付けない。

なんの解決にもならないのにグーグルでどうしたらいいかひたすら検索。

やっと朝になり速攻、クリニックにオーバードースを知らせました。

ナースが先生に相談したところ今日(7日目)から指示された薬量を服用してくださいとの回答。

え!そんなん?クリニックに行って卵胞見なくていいの?不安なんだけど。

仕方なく不安を抱えたまま次のアポまで2日間待ちました。

2日ってこんなに長かったのか。。。

クロミッド、オーバードース後の検診

待ち望んだ2日がやっと経ち、いざクリニックで検診。

結果はーーーー、ちゃんと6個ありました。

2個は比較的大きくなっていて、4個はまだ小さいのでもう少し大きくなるのを待ちましょう。

排卵誘発剤のオーバードースだったので異常に卵胞が大きくなりすぎていないかとか、排卵してしまったんじゃないかとほんと心配だったけど無事治療は続行できることになりました。

採卵までの検診

その後、毎回ウルトラサウンドと血液検査を行うためにクリニックに行く度に6個→5個、5個→4個、4個→3個となぜが見える卵胞は減っていきました。

なんで!?。薬も投与してるんだから普通増えるんじゃなくて??

あり得ないだろっ!

ウルトラサウンド担当ナースに聞いてみると、隠れてしまって見えないときもあるからそのうちまた出てくるかもしれないよ。って、本当かな。。。

治療初めて10日くらい過ぎて半分の数になってしまった卵胞はもう増えないでしょ。

勘弁してよ。3個って何よ。全部空っぽだったら終わりじゃん。

でももうこの3個に願いをかけて頑張るしかありません。

それから3.4日が経過し、どうにか3個以下にはならずこれらの卵胞は成長し採卵を行うことになりました。

3個だったら2個は取れてくれなきゃ困るぞ!

Inviaでの初採卵

初採卵は土曜日の朝。以前のクリニックは採卵は別の場所でラボまで車で45分くらいかかりました。Inviaの良いところは検診と同じ建物内で採卵、胚移植も行うので家から10分で到着。

夫と二人で受付チェックイン。

前のクリニックではプライバシー保護の為、完全個室で他の患者さんとすれ違うことさえありませんでした。

ここでは普通に他の患者さんが検診待ちをしているソファで一緒に待つという仕組み。

名前を呼ばれたら奥の普段立ち入り禁止区域に誘導されました。

まさかとは思いましたが、受付や検診と同じ階で壁挟んで隣で採卵なのかい!

小さなミーティングルームに入り、ナースから簡単な質問をされました。

薬のアレルギーはあるかとか、鬱ではないかとか、今日は絶食しているかとか、毎日飲んでいる薬はあるかとか。

全てなしと答えるとフォームに署名をし、すぐに待合い兼リカバリールームに案内されました。

なんとこんな小さな部屋でカーテン越しに他の患者さんがいました。ナースや先生との会話が丸聞こえ。まじか。。。こんなにも環境ってクリニックによって違うんだ。

カーテンがるから顔だけは見えないけど隣同士何が起こっているのか丸わかり。

居心地はスーパー悪かったけどもう引き返すわけにはいかないからもうプライバシーなんたらなんて言ってられない。吹っ切れました。

ここで先生登場。誰??これまたどっきり!?先生がKarande先生じゃない!!

Karande先生どこよ。

なんの説明もなく白人の女性が急に現れて「私が採卵をします。」って。え?

誰なのよこの先生。全く知らないんだけど。

今まで1度も会ったことも話したこともない先生がいきなり採卵だけするんかい。

何が起こったの全然理解良く分からなかったけど、もう引き返すわけにはいかないので誰だか分からない先生だけどノーチョイスで身を委ねるしかない。

あり得ないだろ。。。と思いながらももう引き返せない。。。

今度は、麻酔科医が挨拶にきてすぐに点滴を始めました。

しばらくするとナースに採卵室に案内され、奥の小さな窓からカジュアルにEmbyologist(胚培養士)が挨拶。今度は誰よー。

もう私も開き直って「ハロー。サンキュー」って返す。

麻酔科医が「麻酔入りまーす。」って早!!もう好きにして。。。

全く、スタッフ誰が誰だか分からない間に眠らされ、気づいたら採卵終了。

麻酔から覚めた時にはリカバリールームにいました。

20分くらいそのまま休んで、先生が様子を見に登場。そしてどきどきの結果報告。

採卵数結果

「1個採れましたよ。」って。

ええええ!!1個だって??聞き間違い?悪い夢見てる?

「取れないかと思ったけど取れて良かったね。」いやいや全然良くないわ。

信じられなくて、ナースに1個しか採れてないのは本当?って確認したら、また出ました。「1個で充分だから。1個しかじゃなくて1個も採れた。この1個が良質な卵子だったらそれでいいんだから。」

はいはい、もうこれぞ耳にタコ。いい加減にして。

そうこうしているうちに、車椅子に載せられクリニックの外まで車椅子でお見送りだって。

さすがにどこか専用通路から外に出してくれるのかな。と思ったらなんと他の患者さんがたくさんいる受付の前をナースに車椅子を押されて通過。まじでさらしものとはこのことね。

意識が朦朧としながら他の患者さんがたくさんいるところを車椅子押されながら私は退散。

恥ずかしいどころじゃないわ。顔隠したかったけど麻酔がまだ効いてホワホワしていたのと採卵数1個というショックさでその時はもうさらしもの上等って気分でした。

翌日、受精卵になったかどうか結果がポータルにアップされるらしい。

受精卵結果

翌日、ポータルがアップされたという通知が届き、恐る恐るポータルを開きます。

採れた1個が受精卵になったと報告。

やったーーーー!1個だったけど受精卵が育ってくれたらいいな。

ここからが正念場。

前のクリニックの先生の手法は高齢で4個以上受精卵が無い場合は初期杯(3日後)で胚移植を実施。

InviaでKarande先生のやり方は胚盤胞。体外受精8回目にして初めての胚盤胞。5日以上受精卵を発育させてから子宮に入れる。

こちらの方が出生率は高いのですが、胚移植前に成長が止まってしまったらそこで治療はキャンセルです。

1個しかない受精卵、これが育たなかったら胚移植がキャンセルになってしまう。

ここからの待ち時間、1分1秒時間が経つのが遅いのなんのって。待ってるのって苦しい。

いよいよ2日後の報告日、培養士からポータルに経過報告が上がってきました。

受精卵の育ちが止まっていると。1日待ってみてまた翌日アップデートをします。

何ーーー!!そんな。。。そんな。。。まさか。。。

もうだめなの?せっかく新しい方法でこれにかけてるのに成長が止まった??お願い!受精卵!成長して。がんばれ受精卵!!

培養士から最終結果報告

ポータルの受信通知が届き、恐る恐る結果メールを開くと、「残念ながら、受精卵は成長しませんでした。ここで治療はキャンセルします。」

そんな。。。そんな。。。

今回にかけてたのにどうしたらいいのよ。

もう精神どん底。

立ち直れないくらいのショックを受けました。

次回に続く。

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