今までの不妊治療を振り返ってみて思うこと
41歳で初めて妊娠して、心拍が確認できた2日後、10週目で流産。それから約3年不妊治療クリニックの力を借りて妊活をしてきました。
人生はほんと試練ばかりでいつも計画通りに進まないって改めて実感しました。
誰でも必ず壁にぶち当たる。人生ってそう成り立ってるってつくづく感じます。
私の人生って何をするにも人より10年ほど遅れを取っているとは感じていたけれど、どんなに頑張ってもこの10年って追いつかないんだよなぁ。
妊活は約20年遅れかな。。。
まずはアメリカ留学。23歳でアメリカに行ったのも自分の中では遅かったのか、来るべきでは無かったのかいずれにしろ、アメリカで初めて自分がいかに無知だったかを知る。
日本では遊んでばかりで本当に勉強をしたことが無くて、でもそれが当たり前だと思ってました。
アメリカに来るきっかけも親がずっと留学してほしいと言っていたことと、20歳を過ぎて周りの友人が仕事、結婚とみんな一気に落ち着いてきて、日本での遊びも刺激が無くなり留学を決心しました。笑
留学して2年間はただただ遊んた。でもそんな遊び仲間も日本に帰国して、アメリカでいままでの人生で話したことがないような人たちと出会って凄いカルチャーショックを感じた。
最初は向こうがマイノリティーなのか私がおかしいのか混乱すらしてました。
同じ日本人でも会話についていけない。それを始めて痛感する出来事があって教養がないことが悔しくてがむしゃらに勉強しました。
英検2級を取得し、語学学校からアメリカの短大に入学。
その時点でもう26歳。日本でいうと短大は19歳から通う人が多いけどアメリカでは年齢関係なく通ってる人多いの。
28歳には卒業して日本帰ろうと思ったんだけどどんどん良くが出ちゃって4年制大学に転入して卒業したら31歳。31歳まで学生。。。
4年制大学を決めた時結婚も出産も諦めたけど、人って欲張り。
31歳でアメリカで就職。翌年、今の夫と知り合ったけど本当にいろいろあった。いろいろありすぎて結婚まで約10年かかりました。
2021年、41歳の時に結婚。初婚です。
前置きがものすごく長くなったけど、私の場合40代になって結婚して収入は安定したけどその分、不妊治療でお金と時間は飛んでいく。。。仕事、不妊治療の両立でのストレスも半端じゃない。
若くして結婚・出産していればこんな思いはしなくて済んだのではないかとふと思うときはあるけど幸せの保証なんてないしね。
自分で選択したことだし、中身のある時間を過ごしてきたって思うから後悔はしないようにしてる。
今残された環境と選択肢で何が出来るか。
卵子提供という選択肢
約3年間の不妊治療を経て、担当医師とのコンサルテーションで43歳で体外受精を諦めることになりました。
諦めるというより、私の場合はドクターストップでした。
本当にショックで絶望的でした。
体外受精って続けていればいつかは妊娠するものじゃないってことを思い知らされました。
でも、子供を育てたい。夫との間に子供が欲しい。
血縁関係や遺伝子の壁は始め大きな壁でしたが、現在44歳。迷っている時間1分1秒も無駄には出来ない。
自分の卵子ではもう無理でも子供が欲しい。と思い卵子提供を決心しました。
日本ではまだ認められていない治療法だから海外に住んでいる特権でラッキーと取らえて挑戦してみるしかない。
エッグドナーを使うなんて未知の領域すぎて知識も何もない。でも考えるよりまず行動しなきゃどんどん時間が経ってしまう。
思い立ったら即行動。
クリニックに速攻連絡し、ドナーエッグでの治療を希望する旨伝えました。